2013年3月13日水曜日

オシャレに年齢はないと思う、前編



・・・・・ガチッ、カチッ・・・。







Sheree 「ふぅ〜。」







Sheree 「今日は冷えるなー。雪でも降りそう。」







Sheree 「・・・・新聞でも読もうかな。」







Sheree 「通り魔事件・・・最近物騒だよねー。あたしも気を付けなくちゃ。・・・・あれ?新しいお店オープンしたんだ。」







Sheree 「最近服買ってないなー。それに近いし、見て来よう。」





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女子A 「決まったぁ〜?」

女子B 「まだ〜。どの色にしようか迷ってw」

女子A 「あ、それ分かるw」







女子A 「あそこに飾っている奴も可愛いけど、他のも捨てがたいよね〜w」

女子B 「そうそうwどれも可愛くて困っちゃうw」







Sheree (ここ、だよね・・・?)







カラン・・・♪

店長 「いらっしゃいませー。」







Sheree (あ、どれも可愛い・・・。)







Sheree 「(でもあたしには似合わないんだよねー、こういうの。)・・・・あ。」







Sheree (やだ、いつの間に雪降っちゃってる・・・。帰ってコーヒーでも飲もうかな・・・。)







Sheree  「・・・・・あ。」







Sheree (マネキン人形・・・・?)







Sheree 「このショートパンツ、可愛い・・・。」







女子A 「ねえ、見て?あのオバサン、あのマネキン見てるよw」

女子B 「本当だw買うかな?」

女子A 「有り得ないでしょーw年齢的にw」







女子B 「つーかあの格好でよく来れたよねーw」

女子A 「超ダサいっつーかw寝巻き?ww」

女子B 「有り得るww」


Sheree 「・・・・・・・・・・。」







Sheree (か、帰ろうかな・・・。)

店長 「何かお困りでしょーか?」







Sheree 「あ、あの・・・。」

店長 「私、ここの店長を務めてる者だけど、さっきからあのマネキン見てたから・・・。あのマネキンにトータルコーデしたの私だし。」

Sheree 「そうですか。」

店長 「もしかして変だった?」

Sheree 「いいいい、いえ!違うんです・・・っ。」







Sheree 「あのショートパンツ、可愛いなーと思って・・・つい。ででで、でも、あたしには似合わないですよね、きっと。」







Sheree 「店長さんや・・・あの子達みたいに、若くて綺麗じゃないし・・・。」

店長 「・・・・クスッ。」







Sheree 「へ?(笑われた?)」

店長 「あぁ、ゴメンなさい。悪気はないのよ。」

Sheree 「は、はぁ・・・。」

店長 「それに私は若くないわよw少なくともあなたの方が若いわ。」

Sheree 「し、失礼ですが店長さんは・・・おいくつ、ですか?」







店長 「恥ずかしいけど・・・今年で49よ。」

Sheree 「・・・・・・!!!Σ(゚д゚;)」







店長 「そうだ!せっかくだし、試着してみたら?」

Sheree 「で、でも・・・。」

店長 「遠慮しないで。同じ奴もう1つあるから!」

Sheree 「は、はい・・・。」







Sheree (結局断れなかったな・・・。)







Sheree 「うっ・・・激しく似合わない・・・;;」







店長 「どうだった?」

Sheree 「その・・・ショートパンツは可愛いです、けど・・・。あたしには似合わなくって・・・。」

店長 「そんな事ないわよ。あなた脚綺麗ですもん。」

Sheree 「で、でも・・・。」







Sheree 「あたし、ほとんど地味な服しかなくて・・・ショートパンツだけ可愛くてもなんだか・・・。」

店長 「じゃあコーデネートしてあげよっか?せっかくだし。」

Sheree 「え?」







店長 「そうねぇ〜。まずは髪型よね!カラーリングするけどいいかしら?」

Sheree 「あ、あの・・・。」

店長 「靴はブーツでいいかしら?今流行りなのよ〜。」

Sheree 「えっと・・・。」

店長 「それから・・・。」




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Sheree (結局また断れなかった・・・。あたしみたいな地味な子にコーデしても意味がないのに。)







Sheree 「・・・・あれ?」







Sheree 「ここここ、これがあたし!?」