2012年11月12日月曜日

天罰



Sheree (最近、先輩の存在が遠くへ感じる・・・。)







Sheree (週末はいつも一緒に来ていたバーなのに・・・。)







Sheree (・・・・・寂しい。)



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Basil 「本当に、カイ・ルーシーか?」

N 「間違いないわ。」







N「指紋を薬品で消し、ヤクザに匿ってもらってたみたいだけど、そのヤクザの口からこぼれたわ。この人がカイ・ルーシーだってね。」

D 「後ろでぐっすり眠っているけどね。」







N 「・・・・性転換までしたのが無駄になったわね。」

Kai 「・・・うるさい。こっちは生活に必死なんだよ。」

N 「その様みたいわね。嫌々オカマバーで働いてるみたいだし。お疲れ様。」

Kai 「・・・・クッ。」







N 「さて、無駄話はここまでにして・・・3年前、何があったのか話して頂こうかしら?」

Kai 「お、俺は何も知らん・・・・。」







N 「・・・・あたしは本気よ?」

D 「命が惜しいなら話しちゃった方がいいんじゃない?」

Basil 「!!」







Basil 「何故拳銃なんか―・・・違法だぞ。」

N 「それが何か?」

Basil 「何かって―・・・。」







Kai 「・・・・話せば―、俺を生かしてくれるのか?」

N 「もちろんよ。アナタの事も秘密にするわ。」

Kai 「・・・・・・・・・分かった。」



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大金に目がくらんだ俺は病院を辞め、研究所に仲間入りした。

――それが間違いだった。

3年前、『あの日』が来なければ気付かなかったのかも知れない。







3年前のある日、俺達は細菌の強化を高める事に成功した。

俺、グリル、ジョディは20人の部下によって研究に成功したのだ。

――そして次の日・・・『あの日』がやって来た。







研究所が燃えていたのだ。

いや、燃えていただけなら良かった。

――誰かが最近の入った容器を割るなんて思ってもいなかった。







おかげで細菌が満喫し、部下のほとんどが感染した。

俺達は裏切られたんだ。

研究所の中にいた『誰か』によって―・・・。







だが『誰』がやったのか分かるハズもない。

その前にこのままでは細菌が外に出てくる危険性もある。

だから俺達は研究所を封印する事にした。







――今でも覚えているよ。

あの恐ろしい光景を・・・。







俺達は――部下を見殺しにした―・・・。



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N 「・・・・その研究の為にあたしの『仲間』がどれだけ苦しんだか分かる?」







Basil (・・・・・仲間?)







Kai 「仲間?・・・・あぁ、君も『あれ』か。ははっ・・・『あれ』に拳銃突きつけられるなんて、これも天罰なのかも知れんな。いや―・・・。」







天罰は5年前、『あいつ』が仲間入りした時から始まっていたのかも知れん。







D 「・・・どうでもいいんだけど―。」







D 「まだ持っているわよね?例の鍵。」

Kai 「あぁ―・・・。」







Kai 「俺が今住んでいるアパートのタンスの中にある。」







N 「・・・・・約束よ。話してくれた代わりに開放してあげる。その代わり、今日の事を誰かに話したら問答無用、即息の根を止めるわ。」

Kai 「・・・・分かった。」







N 「・・・・D。」

D 「何?」

N 「鍵探し、お願いね。」

D 「・・・見つかったら報告するわ。」