2012年10月6日土曜日

絶対的権力




家政婦 「ダーシー様、またワインをこぼして・・・・。」

Darcy 「・・・・・・・・・・ねぇ、絶対的権力って何だと思う?」







家政婦 「絶対的・・・・権力、ですか?」

Darcy 「えぇ・・・。」







Darcy 「誰も逆らわない、いえ、誰にも逆らえない、そんな権力・・・・。」







家政婦 「警察とか・・・・法律とかじゃ無いでしょうか?」

Darcy 「ふふっ、あなたもそう思うのね。でも違う。」







Darcy 「・・・・・・恐怖よ。」







Darcy 「人って云うのはね、恐怖に逆らえない生き物なの。・・・・・ううん、逆らおうとしないだけ。怖いんですもの。おかしな話でしょ?」







Darcy 「・・・・・・そうでしょ?リサ。」







家政婦 「・・・・・・・・・・・・・・・。」

Darcy 「ふふ・・・・・ふふふ・・・・。」







Darcy 「あはははっ!」







Darcy (リサに・・・・会いたい・・・。)








?? 「やっぱりココに居たのね。」







D 「N!」







N 「あんたって本当、よくサロンとかに通うわね。」

D 「今日はサウナよ。美は努力する者のみに与えられるものなのよ。」

N 「ふふ、そうね。」







D 「アンタ、最近サロン通ってないでしょ?顔にシワとか出来ても知らないわよ?」

N 「そうね。最近お肌がカサカサになってきてるし。疲れのせいでもあるけど。」

D 「ふふっ、お疲れ。」







D 「それよりそろそろ私にも何かをやらせてくれるって本当?」

N 「えぇ。あなたに探して欲しい人物がいるの。」







N 「研究所で生き残った人物が3人居てね。1人目はカイ・ルーシー。元々はイギリスの病院で勤めていたらしいんだけど、急に辞めて研究所に仲間入りしたそうよ。人間嫌いで有名。」






N 「二人目はグリル・マッケン。大学の美術部を2年で中退し、医学部に進んだおかしな人で女好き。よくバーとかで飲みに行っては女をお持ち帰りしていたと有名。卒業後に研究所に仲間入り。」






N 「三人目はジョディ・クルーゾン。研究所で唯一の女性らしいわ。元々はグラビア女優だったけど急に引退して37歳で医学を勉強し、研究所に仲間入りした変わり者。」







N 「と、まあ、これは3年前のデータに記入してあったものだけど・・・どう?1人でもいいから3日以内に見つけられそう?」

D 「そうね・・・・。」







D 「・・・・・・・3日後に連絡するわ。」